本日もお読みいただきありがとうございます。
「梅田・十三どすこい倶楽部」理事長です。
☆ 第4位・
噛み合わなかった取り組み。 ☆
の続きです。
前回お話させて頂いた通り、外に出るのが辛すぎるくらいのある日、
とある常連後援会様より、とある癒し系女性とのお取り組みご希望の
お電話を頂き、女性も「寒いですけど、こんな日に来て下さる事が本当
有難いので張り切って頑張ります♪」と、待ち合わせの場へ向かいます。
その間、新大阪に出張巡業に行かれてた別の女性をお迎えに上がり、
帰りにお昼ごはん兼晩ご飯をを買って事務所に戻ってきたので、早速
頂こうと思ったところで、先に述べた女性より電話の着信が入ります。
「あれ?まだ結構時間が残ってるはずなのにな。。」と思い、出ると、
「すません、ちょっと〇〇ホテルの前まで今すぐに来てもらえますか?」
と、女性が言うので、分かりましたがどうしたんですか?と、尋ねると、
「お客様と色々ありまして、どっちが間違って、どっちが正しいのか、
第三者である理事長に判断してもらおう、と二人で決めましたので。」
と、いう彼女に対して、「。。分かりました。。すぐ行きますね。」
と答え、静かにお弁当にふたをし、ふ~と一度息を吐いてから、
上着も着ずにカッターシャツのまま、急いで外へ飛び出しました。。
「きっと修羅場が待ってるんだろうな。。(泣)」と半泣きで指定場所へ到着
すると、後援会様と女性が、静かに互いに時折笑みを浮かべながら、
でも矢継ぎ早に言葉を交わしあっておられます。まず後援会様にお会い
するのは初めてでしたので、改めて自己紹介させて頂き、そこから経緯
をまず後援会様にお伺いさせて頂き、次に女性にもお話しを伺いました。
伺いましたが。。
その時の私の胸の内を正直に明かすならば。。
「え。。そんな事で。。」
と、失礼ながら後援会様と女性のお二人に対して思ってしまいました。。
とても端的に説明させて頂きますと、待ち合わせの場からお二人共に、
とてもいい印象をお持ちになられたそうで、ホテルに入ってもとても楽しい
時間をすごされてたそうなのですが、お取り組み中盤の互いの言動に
「ん?」と、違和感を覚え、そこからずっと取り組みがぎこちなくなり、全く
”噛み合わない”取り組みになり、お二人共に一度も土俵を割る事無く、
取り組みを終えられたとの事ですが、その後シャワーを浴びて、服を着て
部屋を出ようとするも、お互いが納得いかなかったとの事で、何故こんな
事になってしまったのかを、ホテルを出ながら話し合ったそうなのですが、
互いに段々ヒートアップしてしまったとの事で、このままでは埒があかない
ので、第三者に間に入ってもらおうと、私に白羽の矢が立ったわけです。。
「で、どう思う?どっちが悪い?」
と、改めて後援会様に問われるも、お互いが言動に「ん?」となった要因が、
趣味を通り越して、お互いがライフワークにしてるという某アイドルグループ
についての考え方の大きな相違だったので。。興味ない、そのグループに。。
と、思ったのですが、やはり当店の女性が後援会様に不快な思いをさせて
しまった以上、お店の責任者としてまず出来る事は、ただただ誠心誠意に
お詫びする事しかありませんので、頭を何度も下げます。が、ホテル街なの
で、たくさんのカップルの視線に合いますし、何度も言うように本当に寒い日
でしたので、カッターシャツ一枚で外にいることに段々耐えられなくなり、震え
が出だし、寒さで口の中で歯が上下にガチガチとぶつかりあいます。。(泣)
しかしながら、お二人はまだ納得がいかないとの事で、二人で話し合うから、
私は互いが熱くなり過ぎないようにそこで監視?しておいてくれという展開に
なり、そこから更に時間はかかりましたが、結局は最後お二人ともに大笑い
しながら、何故か握手まで交わし。。「また二日後に指名するわ」と、後援会様
はお立ち去りになられ、女性は「約束ですよ、絶対来てくださいね」と笑顔で、
後援会様のお姿が見えなくなるまでずっと手を振っておられました。。
(実際に二日後どころか翌日にはご指名でおこし下さいました。)
そんなこんだで、女性と共に事務所に向かって歩き出したのですが、
女性が笑いながら一言、
「なんでこんな寒い日に上着なしで出てきてるんですか、風邪引きますよ(笑)」
と、おっしゃられるので、色々言いたいことはあったのですが、
「うん、そうだね。。」と、歯をガチガチさせながら言いました。
そして、事務所に戻り、暖房全開にして体を温めていたところで、その彼女が、
ご迷惑お掛けしましたと、コンビニにわざわざアツアツの豚汁を買いに行って
下さり差し入れしてくれまして、その豚汁が冷えた体にとても有難かったことを、
一年以上たった今でも定食屋とかで豚汁を頂くとはっきりと思いだします。