梅田・十三どすこい倶楽部の理事長日記

本日もお読みいただきありがとうございます。
「梅田どすこい倶楽部」理事長です。

まだまだ夜は肌寒い日が多くても、日中は本当に熱くなってきた今日この頃。
節電を心がけてる事務所もさすがにクーラーを稼働させる日が出てきました。
私一人しか事務所にいない時は極力クーラーのスイッチを入れないように
するのですが、それでも暑いな～と思う時には、暑さを感じないようにする為、
私の四十数年の人生において、私のとった最も”寒い”言動を思い出し、
それを振り返り、「あ～本当に寒い！」と身体の芯から寒くなり、暑さをしのいでいます。

あれは、私が物書きになる事を夢見ていた19歳の学生の頃、
そういう目標というか夢を持った人が集まるサークル的なものに入る際の初日に、
私を含めた新たに入る10数人が先輩方を含めた大勢の前で、自己紹介と共に、
特技・一芸を披露しないといけない事に急になったんです。
元々口下手で緊張しいで引っ込み思案な人間なので、軽い挨拶だけでも、勘弁して
くれよと思っていたのに、特技・一芸？テンパりました。無茶苦茶テンパりました。。

やけくそで、割と当時は自信のあった、おかまのリリアンさん、もしくはロビンマスクの
口真似をやってやろうかと思ったのですが、周囲一帯を寒冷地獄にしてしまう恐れが、
容易に想像できたので、どうしようと思ってる中、順番的に私の前の人が、首・腰・足首
等の骨をバキバキならせる芸を披露して、なかなか場を盛り上げていたんです。
そして、その人の番を終え、いよいよ私の番。どうしよう、どうしよう、と極限までテンパり、

「僕も体の骨をバキバキ言わせます！」

そう言って、誰でも出来る、指の骨を2～3回ポキポキ鳴らしました。。。
時間にして数秒、その後になんて自己紹介をしたのかは一切記憶にありません。
ただただ本当に20数人の人間が無表情であった事、言葉にできない異次元の空気を
醸し出した事は今でも忘れられませんし、自己紹介の後、まともに記憶もありません。

その後、そのサークル内で仲良くする友人もたくさんできましたが、自分からも、
周りの友人たちからも、あの時の自己紹介の時についての話は一切出ませんでした。。

それから20数年の月日が流れ、その後もきっと今に至るまで寒い言動を多々とってきたと
思いますが、ダントツに寒かったあの時間は、思い出せば今でも私の身体を冷やしてくれます。
ですので、今年の夏もその時の事を何回も思い出して冷をとって節電に努めようと思います。。