梅田・十三どすこい倶楽部の理事長日記

本日もお読みいただきありがとうございます。
「梅田どすこい倶楽部」理事長です。

少し時間が経ってしまいましたが、以前お伝えさせて頂いた通り、
先場所限りで、当店及びこの業界からの完全引退となりました、
”光源氏みさ関”にまつわる思い出話をさせて頂こうと思います。

何からお話させて頂こうかなと思うほど、エピソードや思い出話に事欠かないのですが、
まず最初に驚かされたのは、彼女の面接の際に、たまたまグループのオーナーがお越しに
なられたのです。そこでオーナーから彼女を含め、当日出勤してる女性達にもと、ケーキ
等の差し入れを頂いたのです。普通は「ありがとうございます」とその場で御礼を伝え、良くて
もし後日またお会いすることがあれば、「先日はごちそうさまでした」と再度御礼を伝えるで
終わりますが、彼女は入門初日に、先日差し入れ下さったオーナー(眼鏡をしておられます)に、
先日の御礼としてお渡しくださいと、”眼鏡クリーナー”を、お持ちになられたのです。

眼鏡をしてる方の必需品で、逆に気を使わせない適度な値段の物で、例えお渡しできるのが
一年後になろうと日付けの心配を絶対しなくていい物という事で、それをチョイスしたととの
事ですが、まずここで最初に驚かされ、次に驚かされたというか、すごいなと思ったのは、

「私はこのお店でNO.1になります。そして今から一年後位に、自分でマッサージのお店を
本格的に始めるので、このお店でNO.1になって、きっぱりとこの業界を引退しますので。」

と、堂々と自信満々に宣言なされたのです。私、正直圧倒されました。。
少なからずどこのお店でも”NO.1”や”ランキング嬢”という事を目指して、収入の為、
ご自身のプライドの為に日々精一杯頑張っておられる方は多々おられると思いますが、
だいたいの方は内心はともかく、表面的に狙ってると宣言される方は少ないのでは
ないかと思うのですが、こうやって堂々と宣言される女性もいるんだって勉強になりました。

しかしながら彼女の驚かされるというか凄いというか、正直な話困ったところでもあったの
ですが、待機部屋にて他の数名の女性達にも「私は貴女達には負けず、このお店で
絶対NO.1になるんで、絶対負けません」と、堂々と日々宣言されていたのです。
それによって軋轢は多々生じました。。ええ、本当に多々生じました。。
(結局その後はご自宅待機になったので、その後は彼女は他の女性と関りはありません)

どうして、ここまでお店はともかく他の女性にまで、”NO.1”になる宣言するの？
内心で思ってたらいいんじゃない？的な話をすると、周囲に宣言する事で自分を追い込む
との事で、無理してる部分もあったそうですが、この業界に携わらせて頂いて、ここまで意思
というか気持ちの強い女性に初めて会えた事に、ある種の感動も覚え始めていました。

ですが、その気持ちの強さ、意志の強さ故に、お店と彼女がぶつかるというか、
お仕事に関する意見を言い争う事も、本当に多々ありました。

例えば、以前まで無料OPの一つでご案内させて頂いてた、”制服コスプレ”。
大きなサイズを用意していても、それが入らない女性もいます。
じゃあ、あの子は制服コスプレ行けるけど、あの子は制服コスプレ無理ってなるなら、
後援会様にお選びいただく上で、公平性を欠くんじゃないかと。

一部の在籍女性に”本指名頂いた後援会様は〇〇分サービス！”という事を
やって頂いてる女性がいるんですが、それも公平性を欠くんじゃないかと。

などなど、色々な意見やご指摘を頂き、こちらの考えを伝えるべく、本当に言い争いに
何度も何度もなりました。。玄関で気が付いたら一時間以上話してる時もありました。。
(コスプレは確かに一理あるのでOPから外しましたが、各女性の独自でやってる
サービスは、勿論そのままやって頂いております。)


もう少し続きますので、次回もお読み頂ければ幸いです。