「314」・2019年迷勝負BEST5・第1位後編「1」
- 2020/09/19
- 19:23
本日もお読みいただきありがとうございます。
「梅田・十三どすこい倶楽部」理事長です。
*前回「313」の続きとなります。
「どうしてそんな事に?。。」そう問うと、
「初日についたお客様が昨日いきなり家に来て(案の定ご自身で無意識にマンション
及び部屋番号まで教えていた為)、私の接客に不満があったからそれを言いに来て。」
「俺は忙しい中、わざわざアドバイスしにきたんだから、部屋に入れてもてなせと。」
「ここまでの交通費と今からするアドバイス代を直ぐ私に払ってと。」
「貯金いくらある?〇万円しかない?じゃあその3分の2でいいわ、と。」
そういう彼女に「え、まさかと思うけどお金渡してるの?」と尋ねると「はい。。」と。
部屋に来た男(もうお客様でもなんでもないのでこう表現します)を言われるがままに、
自宅に招き入れ、ご丁寧に飲み物まで出してから、言われるがまま二人でコンビニの
ATMに行き、ほぼ全財産渡し、無職で時間はたっぷりあるから今日はこのまま泊るわ、
というその男に、きちんと寝床まで用意してあげたそうです。。どうしようもありません。。
「どうして?ナイフ持ってたり脅された?お店なり警察に直ぐ言ってくれたらいいのに」
そういうこちらに対して、
「同年代で気弱そうというか優しそうとな人っていうか、私の接客についてわざわざ
アドバイスしにきてくれたってのもちょっと嬉しいなって思って。。」そう言います。
もはや手に負えません。。
「え、結局その男と同棲でも始めるって事ですか?」そう問うと、
「こんな形で恋愛って始まったりするのかなって思ったりもしたんですが、強引に
体も求められて、その後叩いたり蹴ったりするようになってきて、今日仕事だから
帰ってくださいっていっても、なんでやねん!って暴れて帰ってくれないんです。
でも今日仕事でご予約も頂いてたから来ないとと思って、居座れたままで来ました。」
すぐに店の固定電話、携帯電話、個人の携帯電話でその男に電話したのですが、
当然全てつながりません。ですので彼女と二人ですぐに警察にいきました。
ですが、こういう場合「お店の人がいると彼女が全部を正直に話せないと思うので、
店長は店に戻って待機しててくださいとの事。彼女一人でその後警察に事情を
説明したそうなのですが、店に戻った私に警察から電話が入ります。
「いう事が二転三転するし、その男に好意も芽生えてきてるとか、訳の分からない事
ばかりいってるんですが、彼女は元々そういった面のある方なんでしょうか?
とりあえずこの件は彼女のお住いの所轄警察署に任せることにするので、
彼女をこのまま所轄警察署まで連れていきますので今日はもう店に戻りませんよ。」
その後、彼女は地元の警察署へ行き事情を再度説明し、警察の方と彼女の家に戻り、
男に対して渡したお金を返金させ、被害届とかは出さないから二度と家に来ない等の
話をまとめて、男を家から出したそうで、その報告をお店にも頂いたのですが、彼女は
その時に家から出ていく男に対して、可哀想な事したかなという感情も抱いたそうです。。
その翌日改めて彼女はお店に出勤し、取り組みを数本こなし、後1時間ほどで帰ろうと
してた彼女に、とりあえずは一安心なのかと思ってた時に、お店に警察から電話が。
「店長さん、昨日の男がまたすぐ来る可能性があるので彼女を家まで送ってください。」
「もう終電間近で。。彼女の家、ここから無茶苦茶遠いんですが。。僕の帰りは?」
そう言いかけた言葉を泣きながら飲み込み、彼女を無事に自宅まで送り届けた後、
驚愕のタクシー代を使い(当時社用車が使えなかった為)、泣きながら帰途につくと、
しばらくして彼女から電話が入り、こう伝えます。
「またあの男がマンションの下まで来てるから鍵開けろ、というか俺合鍵もってるで」と。。
*次回・後編2に続きますので引き続きお手すきの際、お読み頂ければ幸いです。
「梅田・十三どすこい倶楽部」理事長です。
*前回「313」の続きとなります。
「どうしてそんな事に?。。」そう問うと、
「初日についたお客様が昨日いきなり家に来て(案の定ご自身で無意識にマンション
及び部屋番号まで教えていた為)、私の接客に不満があったからそれを言いに来て。」
「俺は忙しい中、わざわざアドバイスしにきたんだから、部屋に入れてもてなせと。」
「ここまでの交通費と今からするアドバイス代を直ぐ私に払ってと。」
「貯金いくらある?〇万円しかない?じゃあその3分の2でいいわ、と。」
そういう彼女に「え、まさかと思うけどお金渡してるの?」と尋ねると「はい。。」と。
部屋に来た男(もうお客様でもなんでもないのでこう表現します)を言われるがままに、
自宅に招き入れ、ご丁寧に飲み物まで出してから、言われるがまま二人でコンビニの
ATMに行き、ほぼ全財産渡し、無職で時間はたっぷりあるから今日はこのまま泊るわ、
というその男に、きちんと寝床まで用意してあげたそうです。。どうしようもありません。。
「どうして?ナイフ持ってたり脅された?お店なり警察に直ぐ言ってくれたらいいのに」
そういうこちらに対して、
「同年代で気弱そうというか優しそうとな人っていうか、私の接客についてわざわざ
アドバイスしにきてくれたってのもちょっと嬉しいなって思って。。」そう言います。
もはや手に負えません。。
「え、結局その男と同棲でも始めるって事ですか?」そう問うと、
「こんな形で恋愛って始まったりするのかなって思ったりもしたんですが、強引に
体も求められて、その後叩いたり蹴ったりするようになってきて、今日仕事だから
帰ってくださいっていっても、なんでやねん!って暴れて帰ってくれないんです。
でも今日仕事でご予約も頂いてたから来ないとと思って、居座れたままで来ました。」
すぐに店の固定電話、携帯電話、個人の携帯電話でその男に電話したのですが、
当然全てつながりません。ですので彼女と二人ですぐに警察にいきました。
ですが、こういう場合「お店の人がいると彼女が全部を正直に話せないと思うので、
店長は店に戻って待機しててくださいとの事。彼女一人でその後警察に事情を
説明したそうなのですが、店に戻った私に警察から電話が入ります。
「いう事が二転三転するし、その男に好意も芽生えてきてるとか、訳の分からない事
ばかりいってるんですが、彼女は元々そういった面のある方なんでしょうか?
とりあえずこの件は彼女のお住いの所轄警察署に任せることにするので、
彼女をこのまま所轄警察署まで連れていきますので今日はもう店に戻りませんよ。」
その後、彼女は地元の警察署へ行き事情を再度説明し、警察の方と彼女の家に戻り、
男に対して渡したお金を返金させ、被害届とかは出さないから二度と家に来ない等の
話をまとめて、男を家から出したそうで、その報告をお店にも頂いたのですが、彼女は
その時に家から出ていく男に対して、可哀想な事したかなという感情も抱いたそうです。。
その翌日改めて彼女はお店に出勤し、取り組みを数本こなし、後1時間ほどで帰ろうと
してた彼女に、とりあえずは一安心なのかと思ってた時に、お店に警察から電話が。
「店長さん、昨日の男がまたすぐ来る可能性があるので彼女を家まで送ってください。」
「もう終電間近で。。彼女の家、ここから無茶苦茶遠いんですが。。僕の帰りは?」
そう言いかけた言葉を泣きながら飲み込み、彼女を無事に自宅まで送り届けた後、
驚愕のタクシー代を使い(当時社用車が使えなかった為)、泣きながら帰途につくと、
しばらくして彼女から電話が入り、こう伝えます。
「またあの男がマンションの下まで来てるから鍵開けろ、というか俺合鍵もってるで」と。。
*次回・後編2に続きますので引き続きお手すきの際、お読み頂ければ幸いです。